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株式会社ジェイコム九州

女性の健康CareをNormal(あたりまえ)に 女性の健康プラットフォーム&アプリ “Cotton”女性の健康CareをNormal(あたりまえ)に 女性の健康プラットフォーム&アプリ “Cotton”

取り組むべき課題

女性は、ライフステージごとに様々な女性特有の健康課題があり、約半数の女性がPMS、更年期の不調を感じています*1。また、過去に管理職への昇進機会があった婦人科症状を自覚した女性への調査では、約半数が退職の経験や検討を行っています*2。実際に女性特有の健康課題による労働損失の経済損失は、社会全体で約 3.4 兆円と推計されています*3。
本事業では、こころとからだの健康を維持しパフォーマンスを低下させず能力を発揮できる環境整備に取り組みます。

*1 大塚製薬株式会社「女性のヘルスリテラシー調査」2023年版
*2 大塚製薬株式会社「女性のヘルスリテラシー調査」2023年版
*3 経済産業省「女性特有の健康課題による経済損失の試算と健康経営の必要性について」令和6年2月

今回の実証事業の内容

本事業では、企業・団体・行政の健康経営推進担当者へのセミナー実施と研修コンテンツの提供を通じて、 実証対象先での女性の健康に関するリテラシー向上の仕組みを構築します。勤務する管理職および女性自身がリテラシーを高めることで、働く女性が能力を発揮できる職場環境を整備します。 また、女性の健康に関するプラットフォーム『Cotton』の内容拡充に加え、アプリの提供を行います。自身の健康状態(体調、メンタル、月経周期など)を手軽に記録・管理し、ライフステージごとの健康課題や心身の変化に寄り添うことで、女性がいきいきと働くことをサポートします。

この事業で貢献できること

本事業では、企業・団体・行政等の健康推進担当者向けにセミナー開催と研修コンテンツの提供により、今後さらに増加が予想される働く女性が、こころとからだの健康を維持し能力を発揮できる環境を整えます。それにより女性の昇進希望・管理職登用の増加、女性特有の健康課題による労働損失・経済損失の抑制につなげます。また、女性の健康プラットフォーム&アプリの提供により正しい情報を得て、適切に対処すること、セルフケアをサポートし、女性がいきいきと働くことのできる環境を整えます。

現在の製品・サービスの提供状況
(2025年8月時点)

サービス提供者

株式会社ジェイコム九州

実証を通じて提供している
サービス名

Cotton ~Care Of Things, Things Of Normal~

令和7年8月時点のサービス状況

実証中

サービス概要

「女性の健康ケアを、あたりまえに。」する職場環境整備を目的に、管理職向けセミナーと女性の健康プラットフォーム&アプリ「Cotton」を通じて、女性特有の健康課題に関する情報及び動画を公開。 女性だけでなく、男性や、経営者・管理職を含む全ての方が女性の健康に関する理解を深めることを目指す。具体的には、職場の環境整備(相談行動など)に活用できる内容、婦人科を受診することの重要性、セルフケアについて発信する。

サービス導入先・利用者

〇法人等組織向けサービス
〇個人向けサービス
〇男性向けサービスを含む

対象としている法人の性質や
サービスの対象者の目安

〇法人種別に制限なし
〇規模不問

サービスのURL

https://cotton.jcom.co.jp

サービスの問い合わせ窓口となる
メールアドレス

jcom_kyushu_cotton@jupiter.jcom.co.jp

事業のご担当者から
ひとこと

株式会社ジェイコム九州/上村 忠さん

日本では、女性特有の健康課題に対する婦人科受診や相談ができる環境の整備が必要とされています。女性がいきいきと働き続けられる環境が整うことにより、経済および社会全体においても持続的成長につながるものと考えます。まだ、管理職のリテラシー、推進も不十分です。
当社ではオンライン診療サービスを提供することで、「女性が健康ケアを行うことがあたりまえ」となる社会の実現を目指しています。
今回の取り組みによって、性別に関係なくすべての人が能力を最大限に発揮できる環境を構築してまいります。医療機関、企業、教育機関の皆さま、女性の健康セミナーやプラットフォームへの情報掲載にご関心のある方々は、ぜひお気軽にお声掛けいただけましたら幸いです。

事業体制の紹介

代表団体 株式会社ジェイコム九州
URL https://www.jcom.co.jp

※実施体制は2025年8月31日時点で確定しており、掲載を希望した団体を記載