サービス提供者
パラマウントベッド株式会社
実証を通じて提供している
サービス名
メノスリープ~働く更年期世代女性向け睡眠セルフマネジメントプログラム~
令和7年1月時点のサービス状況
実証をしたサービスを事業として継続している
サービス概要
女性の健康課題をテーマにしたDE&I研修 ・睡眠データを活用した睡眠カウンセリング ・オリジナルの更年期カウンセリングを提供。
不眠の辛さが更年期症状の深刻さと連動していることや、睡眠計測やカウンセリングを通して「自分と対話し、自分の症状を知り、行動(ケア)する、セルフケア」が睡眠と更年期の不調の主観的な改善につながることが示唆された。働く更年期世代女性の約7割が不眠症の可能性があるという社会課題にアプローチする。
サービス導入先・利用者
法人等組織向けサービス
対象としている法人の性質や
サービスの対象者の目安
導入可能な企業の規模は100~999人
サービスのURL
サービスの問い合わせ窓口となる
メールアドレス
女性活躍などが求められる昨今、これまで顕在化していなかった「更年期における働く女性の健康課題」が、さらに深刻化してくることが想定されます。また、「更年期症状」を抱えて働く女性の多くは、自身にとっての適切な症状改善策を取ることができていない可能性が高いと考えられます。その中でもGSM(Genitourinary syndrome of menopause:閉経関連泌尿生殖器症候群)についてはまだ認知が乏しく、特に改善行動をとることができていない女性が多く存在していると考えられます。
そして更年期における不調の原因を探ると、更年期の困難さを訴える人のうち半数が「睡眠」に関する課題を抱えており、寝つきが悪く、眠りが浅いといった不眠に悩む女性が多いという実態がありました。
「更年期症状」や「GSM」の症状を抱える働く女性を対象に、症状や悩みを調査し、改善プログラムを導入することで介入します。具体的には、睡眠計測センサーを用いて睡眠の可視化・データを軸にした分析調査を行いながら、各症状や悩みに対応したプログラムを構築し、その中でデリケートゾーン専用のケアブランド『明日 わたしは柿の木にのぼる』の製品(産婦人科医、睡眠研究者など様々な専門家の知見を集約)を活用します。当事者の症状改善及び仕事のパフォーマンスの改善を図りながら、周囲の関係者(同僚/上司等)の意識・行動変容にいかにつながるかを実証していきます。
本実証事業においては、介入プログラムの実施により、以下の5つを達成していきたいと考えています。これにより長期的に「女性の望むキャリア形成と職場活躍」及び「企業の人材多様化による企業価値の向上」につなげる土台を構築します。
①働く女性当事者の更年期に関連する症状改善
②働く女性当事者の仕事のパフォーマンス向上
③働く女性当事者の”継続的な”働きやすさ向上
④同僚等の周囲の関係者のリテラシー向上と行動変容
⑤社会での「更年期における働く女性の健康課題」の認知拡大
代表団体 | パラマウントベッド株式会社 |
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URL | https://www.paramount.co.jp/ |
参加団体 | 株式会社陽と人 |
協力団体 | 総合医療監修:広尾レディーズ宗田聡先生、メノポーズカウンセラー:吉川千明先生、睡眠研究所研究員・睡眠改善インストラクター:塩貝有里 |
※実施体制は2023年8月10日時点で確定している団体を記載
事業のご担当者から
ひとこと
パラマウントベッド株式会社/大槻 朋子さん
本実証事業は、現代における更年期の働く女性を取り巻く課題を明らかにしていくための、スタートとなる事業です。
今、この瞬間に働き、生きている女性が、何に悩んでいるのか…。
その悩みを客観的なデータを用いながら、ひとつずつ明らかにして、その解決策を作っていきたいと思います。
更年期の症状に対するソリューションを持っていらっしゃる企業様や、睡眠に関して興味をお持ちの企業様と連携していきたいと考えております。