サービス提供者
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
実証を通じて提供している
サービス名
運動代替セルフケアソリューション「e-Nudge」
令和7年1月時点のサービス状況
実証で実施した内容を一部変更してサービスを提供している
変更後の概要
ターゲットを女性だけでなく、高齢者にも拡張
サービス概要
運動代替セルフケアソリューション「e-Nudge」を提供。運動を必要とする全ての人に、短時間で、自宅で気軽に継続的に実施できる効果的に運動の習慣とベネフィットを提供する。
世界で唯一の運動様筋肉刺激技術を搭載していることが特徴である。女性だけでなく、高齢者のフレイル・介護予防などを目的としたリハビリ・トレーニング機器として活用可能である。運動を必要とする全ての人のwellness & well-beingの実現を後押しする。
サービス導入先・利用者
法人等組織向けサービス
対象としている法人の性質や
サービスの対象者の目安
病院、クリニック、治療院、高齢者施設、大学など
サービスのURL
サービスの問い合わせ窓口となる
メールアドレス
「PMS」「女性更年期」「不安障害やうつ病のハイリスク」「女性活躍推進に伴う仕事の責任・負荷増」などさまざまな要因から現代の働く女性のメンタルヘルスは危機的状況にあります。メンタルヘルスの悪化はパフォーマンス低下に直結することから、働く女性の労働損失・生産性損失にもつながります。「運動」は幅広いメンタルヘルス課題に対し、高い予防改善効果を発揮することが明らかとなっていますが、働き世代の女性は「忙しく時間がない」「めんどくさい」という理由で最も運動ができていない*¹*²という現状があります。
*¹令和元年 国民健康・栄養調査結果(厚生労働省、2019)
*²令和2年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査(スポーツ庁、2020)
忙しく時間がない働く女性でも、気軽に、効果的に運動によるメンタルヘルス改善効果が期待できるデバイスとして「次世代EMS」を提供します。本事業では、臨床試験で次世代EMSが働く女性のメンタルヘルス・パフォーマンスに与える効果の科学的検証、及びデプスインタビューで受容性の検証を実施します。臨床試験では、次世代EMSを働く女性に8週間利用してもらったときの効果を検証をするとともに、単回利用したときの感情変化(爽快感、ストレス解消、集中力向上など)を一般的な運動と比較しながら脳波計測により評価します。
本事業では、メンタルヘルスに課題を抱える働く女性に次世代EMSを利用してもらうことで、イライラ、ストレス、不安、抑うつなどのメンタルヘルス不調を改善し、パフォーマンスを向上させることを目指します。次世代EMSは、自宅で約15分で高い効果が得られることから、忙しく時間のない働く女性でも気軽に継続的に利用できることが期待され、やり場のないストレスや負の感情を発散・解消し、自己統制をサポートします。それにより、仕事のパフォーマンスや自己肯定感を高めることで、ウェルビーイング向上を実現します。
代表団体 | 株式会社ポーラ・オルビスホールディングス |
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URL | https://www.po-holdings.co.jp/ |
参加団体 | 株式会社おせっかい倶楽部、ポーラ化成工業株式会社 |
協力団体 | 上馬整形外科クリニック、京都大学医学部 婦人科学産科学教室 女性健康医学研究室 |
※実施体制は2022年9月14日時点で確定している団体を記載
事業のご担当者から
ひとこと
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス/錦織 秀さん
研究者として運動や筋肉について研究する中で、それらが持つ効果やポテンシャルに魅了され、91歳で現役フィットネスインストラクターの瀧島未香さん(タキミカさん)と出会い、タキミカさんのように年齢を重ねてもバイタリティ溢れる人を増やしたいと思うようになりました。一方で、多くの現代人が運動不足で、中でも働き世代の女性が最も運動ができておらず、メンタルヘルス課題も深刻だと知り、働く女性こそ、運動や筋肉の恩恵が必要だと思い、次世代EMSをフェムテックとして活用することにしました。EMSが「フェムテック?」「メンタルヘルス?」と思うかもしれませんが、次世代EMSが働く女性のマストアイテムとなり、もっと生き生きと働く世界を目指します。