Femtech_06

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株式会社WithMidwife

取り組むべき課題

2028年度までにストレスチェック制度の実施義務が拡充検討され、特に「集団分析の活用」が企業に求められています。
一方、実際には多くの企業が活用を難しく感じており、国も課題視しています*1。
また、女性従業員の月経・不妊・更年期に起因する不調は「メンタル不調」や「労働生産性低下」として現れることが多いですが、センシティブな課題であるため企業による把握や支援が困難です。
本事業では、今後義務化が拡充するストレスチェックを活用して女性の健康課題を可視化し、働きづらさを見過ごさない新たな支援スキームの構築を目指します。

*1 ストレスチェック制度を含めたメンタルヘルス対策について（厚生労働省,2024）

今回の実証事業の内容

本実証事業の内容としては、当社が提供するアプリ「THE CARE」の新システムを用い、ストレスチェックと女性特有の健康課題に関する任意アンケートを実施します。結果を統合・分析し、高リスク者および希望者にはウェルネスコーディネーター（看護師・保健師・助産師）がチャットやビデオ通話を通じて個別支援を提供します*1。さらに企業には、定量・定性（実際の相談内容）分析の結果を踏まえ、的確な集団研修や環境改善の提案、実施支援を行うことで、女性の健康と働きやすさの向上をめざします。

*1：高リスク者への個別支援は男女を問わず実施します。

この事業で貢献できること

本実証事業では、当社が提供する「THE CARE」を活用し、ストレスチェックと女性特有の健康課題との関連性を明らかにしながら、個別支援と集団研修を組み合わせた伴走型の支援を行うことで従業員が安心して相談できる環境を整え、不調の改善や行動変容を促します。さらに、企業に対しては相談データや分析結果を基に、職場環境の改善や制度設計を支援し、持続的に活用できる仕組みを構築します。これにより、従業員はキャリアを諦めずに働き続けられ、企業にとっては人的資本経営の推進や離職防止につながり、ウェルビーイング向上を長期的に実現するエコシステムを構築していきます。