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自律神経機能の状態を正しく認識することはPMSの症状緩和に取り組むきっかけとなり、女性の健康と働きやすさを向上させ、プレゼンティーイズム改善へとつながる。これを実現する手段としてスマートウォッチ等のウェアラブルデバイスによる自律神経機能の計測と客観的評価、さらに自己認識に基づく適切なPMS対策が行える管理を提供し、以下の環境構築を目指す。
1. 身体的な不快感や心理的な影響を軽減させ、より快適な働く環境を構築する。
2. 女性の健康意識を高め、自己を正しく認識するきっかけをつくり、適切なケアやライフスタイルの変更を促す。
3. PMSに対する社会的理解を深め、ジェンダー平等な職場環境をつくる。
1.「血圧・心拍変動解析ソフト meijin (きりつ名人)」(株式会社クロスウェル)を用いた 自律神経機能評価。
2.超短時間心拍変動解析
AppleWatchに組み込まれている「家庭用心電計プログラム」と「家庭用心拍数モニタプログラム」を用いて、自律神経活動を評価する。
3.表情筋トレーニング
表情筋のトレーニングプログラム「クチトレ」(株式会社FFC)により、笑顔づくりや表情を豊かにすることは、心理的な健康や幸福感を与えるなどメンタルヘルスの向上につながる。
本事業ではプログラム参加者が自律神経機能の状態を客観的に正しく認識することで、PMSの症状緩和と健康意識向上が期待できる。さらに身体的な不快感や心理的な影響を軽減することで、適切なケアやライフスタイルの変更を促しプレゼンティーイズムの改善につながる。また、将来的にはスマートウォッチ等から取得した自律神経機能の状態を認識することがPMSの予防につながる行動変容を促すことが期待される。自分の状態を知ることは症状が悪化する可能性が高い時期の特定につながり、適切なタイミングで症状緩和のための対策を行うことができる。
代表団体 | 特定非営利活動法人日本臨床研究支援ユニット |
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URL | https://www.crsu.org/ |
協力団体 | 株式会社クロスウェル、株式会社FFC |
※実施体制は2023年8月10日時点で確定している団体を記載
事業のご担当者から
ひとこと
特定非営利活動法人日本臨床研究支援ユニット/甘利 裕邦さん
女性のプレゼンティーズム向上は企業にとって喫緊の課題と言えます。見えないところで起こる体の不調を、近年急速に普及しつつあるウェアラブルデバイスや市販の心電図を計測する医療機器によって心拍変動を測定することから自律神経活動を測定し、交感神経と副交感神経のバランスを把握することと、メンタルを整える「クチトレ」という新しい表情筋のトレーニングを介入することによってPMSの不調を改善、あるいは予防することができれば、本人の生産性の向上に繋がり、日本全体の経済的効果にも期待ができると考えられます