サービス提供者
Lasiina株式会社
実証を通じて提供している
サービス名
軽失禁パッドにセンサーを搭載して尿モレを可視化。外出時の不安を軽減するサービス
令和7年1月時点のサービス状況
実証をしたサービスを事業として継続している
サービス概要
日本製紙クレシアの女性用吸水ケア専用品『ポイズ』に軽失禁用センサーを搭載し、Lasiinaが開発した検知デバイスを装着することで、スマートフォン経由で、パッドの吸水量をリアルタイムに監視し、漏れの発生とその量を検知、交換のタイミングをAIが推定して利用者にお知らせするサービス。検知デバイスは、薄手のボトムスでもアウターに響かないように配慮したデザインである。幅広い年代の女性が抱える軽失禁の悩みに応え、生活の質・QOLの向上に貢献することを目指す。
サービス導入先・利用者
男性・女性向けどちらかのサービスのみ
対象としている法人の性質や
サービスの対象者の目安
軽失禁の症状を抱える男女
サービスのURL
サービスの問い合わせ窓口となる
メールアドレス
軽失禁(尿モレ)は、男性に比べ尿道が短い女性で起こりやすく、加齢や妊娠出産のため骨盤底筋が緩んで、膀胱を支える力が弱まり尿道が開いてしまうことが主な原因です。40歳以上の女性の4割以上が症状を経験しています*。
尿モレ症状のある方は、漏れる感覚はあっても、「どのくらいの量が漏れているのか」を把握できないため、外出中や仕事中、常にトイレが気になる、尿モレが心配で水分摂取を控える、おしゃれが楽しめないなど、日常生活に悩みを抱えているケースが多いとされています。
*日本製紙クレシア株式会社調べ
女性特有の健康課題である『軽失禁』は、人に言いづらいため、悩んでいる女性が多いことが認知されにくい状況にあります。本実証事業では、検知デバイスと連動したセンサー搭載吸水ケア専用品を用い、スマホ経由でパッドの交換のタイミングを利用者にお知らせする「軽失禁向けフェムテックサービス」のモニターテストを、働く女性に対して実施します。参加者から得られたセンシングデータとアンケート結果を比較分析し、女性のキャリアにどのような影響を与えているのか、また他の要因との関連性を検証します。
本実証事業では「尿モレ」という女性に多い悩みが、働く女性にとっての出張や長時間の会議などに出席する際に、トイレの不安としてどう影響しているのかを調査します。
また、尿モレフェムケアサービスの活用が、どの程度働く女性の快適性と自信向上に繋がっていく可能性があるのかを検証します。
私たちは今後、尿モレの問題を社会に広く啓発し、幅広い年代の女性が抱える軽失禁の悩みに応え、生活の質・QOLの向上に貢献することを目指していきます。
本実証事業では「尿モレ」という女性に多い悩みが、働く女性にとって、出張や長時間の会議などに出席する際、トイレの不安としてどう影響しているのかを調査します。
代表団体 | Lasiina株式会社 |
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URL | https://lasiina.com/ |
参加団体 | 日本製紙クレシア株式会社 |
協力団体 | 富士通株式会社 |
※実施体制は2023年8月10日時点で確定している団体を記載
事業のご担当者から
ひとこと
Lasiina株式会社/野正 竜太郎さん
Lasiina株式会社はAI・Iot技術で、女性の健やかな毎日に寄り添うフェムテックカンパニーです。
Lasiinaは軽失禁パッドをはじめとして、女性が日々使用している日用品に、センサーデバイスを付与することで商品そのものの価値をアップデートします。データを活用して日用品をパーソナライズ化させていくことで、女性の暮らしをサポートし、健やかで安心して共に生きる社会づくりに貢献してまいります。
弊社の事業開発にご協力いただける企業の方がいましたら、是非お問合せください。