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株式会社YStory

AI•メディカルサイエンスを活用した35歳以上女性向けの更年期パーソナルケアAI•メディカルサイエンスを活用した35歳以上女性向けの更年期パーソナルケア

現在の製品・サービスの提供状況
(2025年1月時点)

サービス提供者

株式会社YStory

実証を通じて提供している
サービス名

JoyHer

令和7年1月時点のサービス状況

実証をしたサービスを事業として継続している

サービス概要

更年期女性の健康をサポートする「JoyHer」を提供。日々の症状や取り組みをタップ形式で簡単に記録することで、AIテクノロジーが活用された、個人の症状や特徴に基づいたセルフケアのアドバイスが提供される。
更年期症状記録機能、パーソナライズされたセルフケアティップス、コミュニティ機能、症状インサイトなど、統合的なービスを提する。京都大学との共同研究でコンテンツを提供する。

サービス導入先・利用者

〇法人等組織向けサービス
〇個人向けサービス
〇女性向けのサービスのみ

対象としている法人の性質や
サービスの対象者の目安

〇株式会社
〇健康保険組合

サービスのURL

https://www.ystoryfemtech.com

サービスの問い合わせ窓口となる
メールアドレス

contact@ystoryfemtech.com

取り組むべき課題

更年期女性人口(35〜65歳女性)は2400万人*¹であり、そのうち、更年期に離職する女性は毎年46万人*²にも及び、その経済損失は年間4200億円*²にのぼります。更年期症状に苦しむ女性は、その診断及び適切な治療法を見つけるためのプロセス、および継続した通院に大きな時間的・心理的負担を要しています。また、更年期の不定愁訴の症状は多岐にわたることから自身の症状の管理や変化の把握、ならびに情報収集は容易なものでなく、35歳以上の女性の健康実現のためのサポートが全般的に不足しているのが現状です。

*¹国立社会保障・人口問題研究所日本の将来推計人口(全国)より弊社試算
*²NHK「「更年期離職」キャリア絶たれ… 莫大な経済損失も 国は調査へ」

実証事業の内容

デジタルヘルスケアアプリ『HerLife』を通じて更年期症状がある方のヘルスケアに特化したサービスを提供しています。当アプリには症状の記録および、個別化されたヘルスケアのアドバイスを受ける機能が含まれております。またヘルスケアのアドバイスの詳細の例としては、医学的エビデンスに基づく症状管理アドバイスやセルフケア提案、医師とのデータ共有を通じた効果的な診療支援等がございます。当サービスを通じ、我々はより多くの女性たちの身体的・心理的症状の改善と、一層ポジティブで健康的な生活の実現を目指しています。

この事業で貢献できること

本事業は更年期症状に悩む就労世代の女性に向け、最大6か月の実証試験プログラムを提供し、アプリを通じた個別のケア提供により、健康と生活の質を向上させる支援を行います。更年期女性当事者へのアプローチとして、アプリを通じた症状管理やセルフケアの実施による、更年期症状の軽減とヘルシーリテラシーの向上を目指します。さらに中長期的な目標としては、効果的なセルフケアが医療機関にとっては医療負担の軽減につながり、企業にとっては女性従業員の健康促進を通じ労働生産性の向上の実現に貢献できると考えられます。

事業体制の紹介

代表団体 株式会社YStory
URL https://www.ystoryfemtech.com/
https://www.herlife-app.com/
参加団体 京都大学医学部附属病院産科婦人科 女性健康医学研究室、特定非営利活動法人 健康づくり0次クラブ
協力団体 一般財団法人 滋賀保健研究センター

※実施体制は2023年8月10日時点で確定している団体を記載

事業のご担当者から
ひとこと

株式会社YStory/Janet Yu & Sherry Shiさん

誰もが通るライフステージである更年期(35-65歳)の日本の女性は2400万人であり、子育て・介護・キャリア上昇期とも重なります。現状の治療方法である標準治療HRT(ホルモン補充療法)の患者様の受け入れ度は5%未満で、エビデンスのある治療薬もまだ多くはありません。診断においても判別が難しく、確定に至るまで非常に煩雑なプロセスを要する特徴があります。我々は女性の一員としてこの現状を打破したく事業を開始しました。当社の強みであるAIテクノロジー・メディカルサイエンス領域のナレッジを活かし、女性の心身に寄り添うサービスを提供してまいります。YStoryと一緒に革新的なソリューションを目指す強力なパートナーをお待ちしております!

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