Femtech_05
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vivola株式会社

女性活躍推進と少子化対策の実現を。女性の仕事と不妊治療の両立をシステムでサポート女性活躍推進と少子化対策の実現を。女性の仕事と不妊治療の両立をシステムでサポート

取り組むべき課題

少子化対策と女性活躍推進。これら双方を実現するには、女性の身体的な生殖適齢期とキャリア構築の時期が重複する現代において、仕事と不妊治療の両立が不可欠です。ところが現実は厳しく、患者アンケートによると、働きながら不妊治療に取り組む女性のうちの2割が退職、また2割が不妊治療を断念していることが示唆されています。その要因には、①病院までのアクセスや通院回数の観点から通院負荷が大きいこと、②不妊治療をしていることを職場で伝え、理解を得ることが難しいこと、などが挙げられ、これらの課題に対する早急な取り組みが求められます。

今回の実証事業の内容

vivola株式会社では、仕事と不妊治療の両立において挙げられた2点の課題に取り組みます。まず不妊治療専門医、婦人科医、患者を繋ぐ遠隔医療スキームを確立し、そのスキームの実現をシステムを通じてサポートします。それにより、患者の通院に要する時間削減および医師・患者の満足度を検証します。また、企業の不妊に関する認知度および理解度の向上を訴求する動画やリーフレットを制作します。職場において不妊治療と仕事の両立を支援する文化を醸成することで、社会全体で不妊治療患者を支える構造を作ります。

この事業で貢献できること

不妊治療患者さんが通院と仕事を両立でき、真の意味での女性活躍推進と少子化対策が成立する社会を実装していく事が本事業の最終目標です。本事業期間では、以下3点に取り組みます。
①遠隔医療スキームのPOCを実施
②それにより患者の通院に要する全時間を半分に削減
③動画コンテンツを複数の企業に展開し、認知度・理解度を20%向上

事業のご担当者から
ひとこと

vivola株式会社/⾓⽥ 夕⾹⾥さん

私自身も不妊治療を続ける中で、治療と仕事との両立が非常に難しい事を経験し、それが女性のキャリア継続の断念や治療開始時期の遅延に繋がっている事を深く実感させられました。不妊治療患者の多くは、仕事を続けながら治療をしたいと願っており、企業にとってもそのような意欲の高い女性人材が離職をして行くことは大きな損失です。企業側としては、職場の治療への理解と柔軟な社内制度設計、医療機関としては通院負荷を低減する新しい診療システムの導入により、治療を継続できる環境整備が重要と考えます。ご賛同いただける企業様、医療機関様はぜひ弊社へお声がけいただき、仕事と治療を両立できる新しい世界をともに築いて行きましょう。

事業体制の紹介

代表団体 vivola株式会社
URL https://www.vivola.jp/
参加団体 NPO法人フォレシア、株式会社ライフサカス、医師 齊藤英和先生、医師 前田恵理先生
協力団体 神戸元町夢クリニック、空の森クリニック、コスモスレディースクリニック、東京海上ホールディングス株式会社、ウェルネスコミュニケーションズ株式会社

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