サービス提供者
株式会社陽と人
実証を通じて提供している
サービス名
見える!ダイバーシティ研修
令和7年1月時点のサービス状況
実証をしたサービスを事業として継続している
サービス概要
女性の健康課題を軸に、見えない多様性を「可視化」することで、組織のDE&Iやイノベーションを促していく「見える!ダイバーシティ研修」を提供。オリジナル映像教材(短編ドラマ)や対話を通じたアクティブラーニングの手法で実施する。健康課題とともにある女性が自身の心身の仕組みや状態を知って、医療へのアクセス・セルフケアによって改善し自身の力を発揮できること、経営者等組織づくりを担う方が本質的なDE&の対話を実現できること、女性の健康課題解決を鍵に事業におけるイノベーションが生まれることを目指す。
サービス導入先・利用者
法人等組織向けサービス
対象としている法人の性質や
サービスの対象者の目安
企業規模不問
サービスのURL
サービスの問い合わせ窓口となる
メールアドレス
女性の健康支援の現場で数年間活動する中で、組織や会社が感じるこんな「モヤモヤ」を伺ってきました。
◉「行動変わらない」のモヤモヤ
単発セミナー等は能力向上や行動変容に必ずしも直結せず、形式的な「やった感」に止まってしまう。
◉「わかりあえなさ」のモヤモヤ
他者理解や多様性の重要度は頭でわかっているが、「当事者」と「それ以外」の分断は依然そのまま。
◉「何につながるの」のモヤモヤ
女性の健康と利益向上やイノベーションとの相関性は聞くが、理解しきれず、社内説明もできない。
つまり、単発かつ座学のみの施策では組織の温度差や分断が埋まらず、本質的な行動変容や効果検証まで至れていない現状のジレンマが浮き彫りになっています。
女性特有の健康課題を「男女誰もが体感できる形」に見える化し、「みんなの共通課題へ昇華、行動できる」組織づくりを目指し、組織の「学び」をアップデートする事業を実施。最新のアクティブ・ラーニング手法とフェムテックを活用した主体性を引き出す「体感型」「個社・地域伴走型」の3つのプログラムを通して、企業・自治体の行動変容を実証し、「変化の兆し」に繋がるサイクルを生み出します。
①組織(支援者)の行動変容 ー「経営・管理職編」と「人事・福利厚生編」
②個人(当事者)の能力向上 ー「従業員編」
③事業のアイデア発見 ー「イノベーション編」
職場全体に女性の健康への“共通理解”をつくり、多面的・包括的に当事者のみならず組織や社会の変容を目指します。その結果、働きやすさや生産性・創造性向上による企業価値向上を実現していきます。
・経営・管理職編:企業経営視点でD&Iを捉え直す
・人事・福利厚生編:より効果的な福利厚生等を検討
・従業員編:医療アクセスやセルフケアを個人にあった形で改善
・イノベーション編:自社・地域の資源と掛け合わせた事業創出について、越境学習で学ぶ
代表団体 | 株式会社陽と人 |
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URL | https://hito-bito.jp/ https://ashita-kaki.com/ |
参加団体 | 株式会社ライフサカス |
※実施体制は2022年9月14日時点で確定している団体を記載
事業のご担当者から
ひとこと
株式会社陽と人/小林 味愛さん
令和3年度の実証事業では、生物学的女性のライフサイクルや健康課題についての啓発・認知向上に尽力してきました。一定の成果があったものの、次に「具体的にどう行動すべきかわからない」「理解はしたものの会社に浸透させるのが難しい」などのお声を頂戴しました。そこで、アクティブラーニングの手法を取り入れ、男性でも理解が体感で進み、ルールメイキングやイノベーションまで落とし込めるプログラムをつくるため、参加団体の株式会社ライフサカスと共同で開発しています。組織の課題感が合致していたりご関心のある企業・自治体様は、ぜひお気軽にご連絡いただけたら嬉しいです。