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アボワールインターナショナル株式会社

乳がん患者の心と体に寄り添う国産シリコンパッド開発乳がん患者の心と体に寄り添う国産シリコンパッド開発

現在の製品・サービスの提供状況
(2025年1月時点)

サービス提供者

アボワールインターナショナル株式会社

実証を通じて提供している
サービス名

乳房再建ブラ「エメリタ」「ルルフィット」

令和7年1月時点のサービス状況

実証をしたサービスを事業として継続している

サービス概要

医療従事者と約40名のモニターで乳房再建手術後の患者専用ブラジャーを開発。
術後の経過や胸の状態を3つのステップ(退院後・入院中/皮膚が落ち着いた頃/傷に負担をかけずにおしゃれを楽しむ頃)に分け、それぞれのステップに応じて商品を展開する。
また、価格・着け心地共にストレスフリーな国産パッドの開発も行う。これらを通じて、乳がんを経験してもおしゃれを諦めず、少しでも明るい気持ちで前に進んでいけることを目指す。

サービス導入先・利用者

女性向けのサービスのみ

対象としている法人の性質や
サービスの対象者の目安

乳がん罹患の女性のみ

サービスのURL

https://avoir-kyoto.com

サービスの問い合わせ窓口となる
メールアドレス

info@avoir.co.jp

取り組むべき課題

女性の乳がん患者が若年層にも広がる昨今、働く乳がん患者も増加傾向にあります。一方、がん患者の34%が診断後退職・解雇されているとの報告があるように、乳がんを罹患した患者における治療と仕事の両立が社会的な問題となっています。その背景には、手術等を受けても、見た目だけでは治療を受けたことが分からず、職場において仕事と治療の両立のために必要な理解や配慮が得られにくいといった問題があることが指摘されています。

実証事業の内容

アボワールインターナショナル株式会社では、本事業を通して、乳がん患者用シリコンパッドの販路拡大、乳がん患者用シリコンパッドの開発、乳がん患者および経験者の雇用創出による社会復帰支援を実証します。

この事業で貢献できること

治療をしながら働く乳がん患者の両立支援やサポートの充実を目指す社内セミナーなどを通じて、共通理解を形成するなどの環境整備を進めます。またシリコンパッドを開発することで働く女性が術後の乳房左右差による不安や不快感を気にすることなく快適に社会生活が送ることができ、乳がんによって仕事を辞めることのない社会を目指します。

事業体制の紹介

代表団体 アボワールインターナショナル株式会社
URL https://avoir.jpn.com/
協力団体 株式会社大丸松坂屋、加藤乳腺クリニック京都、水田乳腺クリニック、京都乳がんピアサポートサロン、NPO法人ピンクリボン大阪

※実施体制は2021年7月21日時点で確定している団体を記載

事業のご担当者から
ひとこと

アボワールインターナショナル株式会社/中村 真由美さん

自身の乳がん罹患をきっかけに、同じ悩みを持つ患者さんが多くいることを知りアボワールを始めました。乳がん患者の悩みは100人いれば100通りです。この事業を通してより患者さんのニーズに沿った商品開発に取り組み、女性が社会で安心して働くことができる心と体のサポートをしたいと考えます。患者会・病院・理解を得ている団体・保険会社・販売販路(デパート等)・地域でがん患者のために販売している方などや当社の主旨に賛同し応援してくださる方々の協力を得て、日本のみならず世界中の乳がんブラを必要としている方に当社の商品をお届けしたいと思います。 ご賛同・ご協力いただける方からのご連絡お待ちしています。

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